美容コラム

風邪気味の時のお風呂は必須?睡眠・むくみ・美肌も叶う「目的別入浴法」

20160119

風邪気味の時はお風呂に入っていいの? むくみはどうやって解消したらいいの? お風呂に入っても手足が冷たいのはなぜ?

これらは、Flura生徒さん達からの質問の一例です。睡眠や食事、運動など様々な手段をとる必要がありますが、今回はその中でも比較的実践しやすい目的別入浴法をご紹介します。

 

お風呂に入ってすぐに行うこと

浴室に入ったら、末梢血管を広げて血圧の急上昇を防ぐため、ぬるめのお湯やシャワーで、心臓から遠い手足の末端から心臓方向に向けて体を温めます。

居間と脱衣所、浴室の温度差があれば、急激な温度変化による血圧変動で、体へ悪影響が及びやすくなります。浴室が冷えた冬場は、あらかじめシャワーからお湯を出して浴室内を温めたり、浴室暖房を利用するなどして急激な温度差を作らないようにしておきましょう。

また、化粧品による肌の詰まりがあれば、その後の入浴の際に汗と汚れが相まって肌荒れに繋がる可能性があるため、この時に化粧を落としておきます。

その後、ゆるめのお湯に浸かります。毛穴や汗穴が開き、角質がふやけて柔らかくなり、余分な皮脂や汚れ、脂肪分が取り除かれます。そして、髪や体を洗ったあと、目的別入浴法を行いましょう。

 

ぐっすり寝たいとき

40度前後のぬるま湯に20分ほどゆったり浸かりましょう。ヒトは、体温が上がって低下しつつあるタイミングで眠りにつくと、入眠時間の短縮及び、睡眠持続時間の延長に繋がります。

末梢血管が拡張して血液循環がよくなることで、入浴後深部体温の低下を促すため、より気持ちよく眠りにつくことができます。

血流を良くするためには、炭酸ガス系(炭酸水素ナトリウム、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸)の入浴剤がおすすめです。皮膚の角質層から簡単に体内に吸収され、抹消血管を強く広げて血行を盛んにします。軽度の高血圧症や冷え性の方におすすめです。

美肌を保ちたいとき

38度~40度のぬるめのお湯に入浴し、肌がふやけるほど長湯はしないようにしましょう。日本のさら湯は、ミネラルや不純物が少なく肌に強く刺激を与え、その上浸透圧の関係から肌の天然保湿成分が取り去りやすくなります。そのため、二番湯や入浴剤の使用をおすすめします。

水分が肌についた状態が続くと、水滴の蒸発と共にどんどん肌の乾燥が促進されるため、入浴後は素早く浴室内でタオルで水分を拭ったあと、浴室内でクリーム類を塗布し、肌の湿度を保つよう心がけてください。

 

ストレスを解消したいとき

浴槽の縁に頭を乗せて全身の体の力を抜き、体をお湯に浮かせてゆったり浸かってみましょう。

ラベンダーの有効成分リナロールや、スギ・ヒノキの有効成分セドロールなどは交感神経系を鎮めることができます。直接湯舟に3~5滴垂らして全身浴をするのも良いですが香りが揮発しやすいため、熱いお湯を注いだマグカップや洗面器などに3滴ほど垂らして芳香浴をしてみましょう。心が沈静化され、心地よくリラックスできます。

温度は40度以下で15~20分ほどゆっくり浸かりましょう。

 

スポーツ後の筋肉の疲れをとりたいとき

42度ほどのお湯に、5~10分短時間入浴を行います。浸かりながら強めの圧のシャワーを筋肉の疲れが気になる部位にかけるのも良いでしょう。

また、一度浴槽から出て、手足の末端を冷水シャワーをあててから、再度浴槽に戻ると、血行がよりよくなり筋肉の緊張緩和に役立ちます。

 

風邪予防、風邪気味のとき

“風邪をひいているときはお風呂に入らないように” そう言われて育った方も多いのではないでしょうか? 昔の日本の家屋は隙間風があったり、離れにお風呂があったため、せっかく入浴しても湯冷めしてしまう危険がありました。そのため、体調が優れない時はお風呂に入らない方がよかったのです。

しかし、お風呂で体温が上がることで免疫力がアップし、ウイルスを防御し腫瘍細胞を攻撃する働きを持つ、NK細胞の増殖や、抗炎症作用や細胞保護作用の高い、たんぱく質の一種「ヒートショックプロテイン」(HSP70)を増加させることができるため、入らないとむしろ損。今の日本の家屋なら問題ありません。

方法は、体温が2度ほどアップするほど入浴し(だいたい40度20分or41度15分)、15分衣類で全身保温して1度マイナスをキープ。やるならとことん体温をアップさせる必要があります。中途半端な体温上昇なら、体の芯まで温まっておらず、お風呂上りに体が余計に冷えてしまい、風邪が悪化する可能性があるため注意が必要です。

また、平熱が35度台の方はこちらを毎日1週間ほど続けることで平熱が上がります。試験や大会など、パフォーマンスを最大限に発揮したい日の2日前に行うのも効果的です。

 

冷え性のとき

1日中末端の冷えを感じる場合は、食生活の乱れや睡眠不足以外に、常に交感神経系が優位になり末端の血管が収縮している可能性があります。心当たりのある方は、寝る前は電子機器をオフして、暖色系の薄暗い照明に切り替え、リラックスして過ごすことが大切です。

入浴で対策するなら、40度~41度の温浴を3分、浴槽から出て少し冷たいと感じるほどの温度の冷水を約10秒かける、温冷交代浴を約5回繰り返してみましょう。皮膚血流の向上で自律神経系を刺激させることも有効です。

冬は、お風呂あがりの廊下や寝室の気温が低い場合は、単純に放熱により末端血管が収縮して手足の冷えを感じることがあるため、入浴後は靴下を履いたり、暖房器具などで部屋や床を温めたり工夫をしてください。

 

便秘を解消したいとき

便秘は、食事性便秘、習慣性便秘、弛緩性便秘、痙攣性便秘など様々な便秘があるため、生活習慣を改善することが先決です。また、睡眠中の消化器系の副交感神経を働かせ、十二指腸から分泌される消化管ホルモンのモチリンの分泌を促すよう食生活や睡眠の質を高めることも大切。

入浴で対策するなら、ゆったり副交感神経を優位にすることが大切なので、40度ほどのぬるま湯にゆったり浸かります。その際、小腸や大腸の流れに沿って直腸付近まで指圧を行います。滑りが悪い場合は、脂溶性のオイルを用いましょう。

 

仕事前にシャキッとしたいとき

42度ほどの熱い湯に、2~3分ほどの短時間の入浴を行います。熱い湯の温浴や冷たい水のシャワーは皮膚の交感神経系を刺激させ、心身の緊張を促し、活動しやすい体に変化させます。長湯は、体の疲れに繋がるためNG。

ちなみに、夜は副交感神経が優位にならないと自律神経のバランス乱れに繋がりかねないため、寝る前の高温入浴は避けてください。

 

むくみを解消したいとき

約42度のお湯に3~5分浸かり、3~5分休憩を3~5回繰り返します。血液やリンパの圧力を交互に変えることで体の循環がよくなるためむくみが解消します。また交感神経系に刺激を加えるため、消費エネルギ―を促進します。ただし、寝る前には行わないようにしましょう。

ちなみにお風呂に入って汗が出たからと言って、痩せたわけではないので注意。

 

日焼けで肌が痛いとき

登山や海水浴、ゴルフなどで肌が赤くほてる紫外線紅斑や、ひりひりする日焼けした肌は、一種のやけどです。冷水を入れた洗面器に、アロマのペパーミントとラベンダーを1滴ずつ滴下し、タオルをくぐらせて固く絞り、ほてった部位にあてて冷やします。熱いお湯などには入らないようにしましょう。

 

皆さまも、目的に合わせて様々な入浴法を試してくださいね!(Flura代表 小林麻利子

Flura美容コラム

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