美容コラム

カモミールのコラーゲン合成促進作用

カモミールは、「ハーブティ」としてお馴染みのハーブですよね。
カモミールには、カモミールジャーマンとカモミールローマンの2種類があり、ジャーマンにおいてローマンと違うところは、カマズレンという抗炎症作用や鎮痛作用のある特徴成分がある点です。
ハーブティのカモミールティーは基本的にカモミールジャーマンで作られることが多いと思います。
さて、今日は女性には嬉しいカモミールの「コラーゲン合成促進作用」についてご紹介したいと思います。

所属している協会発行のアロマテラピー学雑誌には、研究所や大学でアロマテラピーに関する研究成果を掲載しています。今日はその一記事をご紹介。

以下はその記事の抜粋を要約しています。
(AEAJ、エフシージー総合研究所による研究より)

≪【基礎知識】皮膚の弾力について≫
・皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層で構成
・真皮層は、その張力と収縮力によって筋肉を含む様々な器官を保護する重要な役割を果たしている。
(コラーゲン(一定以上伸長せず張力を発揮)とエラスチン(収縮力を発揮)、ヒアルロン酸などで構成。)
・コラーゲン合成が活発に行われると、弾力性に優れたはりのある肌が維持される。
・コラーゲンが、紫外線や活性酸素などによって変性したり合成される量が加齢によって減少すると、
真皮層の厚みが減少し皮膚の弾力性が失われ、シワやたるみなど肌の老化現象が引き起こされる。

≪実験内容≫
コラーゲン合成促進に、カモミールは有効かどうか??を確認する実験。
(1)コラーゲン合成実験
カモミールローマン精油の繊維芽細胞コラーゲン合成促進作用を、ジャーマン・ローマン・各エキストラクトと比較評価
実験内容は難しいので割愛。

(2)人の肌での実験
被験者44名(40歳前後女性)を半数ずつ①②に分け、トリートメントオイルとして使用。(2月中旬~3月中旬)
①カモミール・ローマン精油(1%)+ホホバオイル希釈連用群
②ホホバオイル連用群
1日1回夜洗顔・整肌後に、顔面・下腿に塗布。
4週間前後の、角層水分量・皮脂量・角層水分蒸散量・肌弾力・キメ画像・キメ係数・肌画像解析…等を評価。

≪結果≫

(1)ローマン、ジャーマン、各エキストラクトすべてにおいてコラーゲン量、タンパク質量が増加。
特にローマン精油の500μg/mlおよび100μg/mlにおいて特にコラーゲン産生量が増加。
(2)・下腿の角層水分量は、①の方が有意に増加。
・湿度の低い冬季は、皮脂量、角層水分蒸発量、キメ係数が低下し皮膚トラブルに繋がることがあるが、①②共に減少なし。
・②の方が小じわ、毛穴、赤みに改善傾向あり。①は変化なし。

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カモミールローマンは、コラーゲン合成促進作用があったという結果が出たのですね!
すばらしい!
しかし、人のお肌で試した結果、ホホバオイルとそれほど変わらない結果が。
冬季は自然に肌状態が悪化しますが、その悪化を防ぐことができたということは、今の段階の研究ですと、
お肌弾力アップのためにカモミールを使用するというより、
毎年冬季に乱れている方が乱れない対策として使用すると良いというになりますね。

濃度の関係もあるかもしれない、とのことで、今後の研究に期待






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