美容コラム
ムートンブーツ歩行音「ざっ!ざっ!」要注意!理論と改善方法
毎日寒いですね。足元から冷えるため、温かいムートンブーツを履いている方は多いのではないでしょうか?
しかし、ムートンブーツを履いていて「ざっ!ざっ!」や「ざーっざーっ」と聞こえる方は要注意! きれいな歩き方をしていない可能性が高いです。
美しい歩き方をすることで美人度3割増し。今回は、生体力学的に効率のよい正しい歩き方をご紹介します。
■歩行周期の5つの事象
正しい歩き方をすると、自然と美しい歩き方に見えます。モデル歩きのような骨格に歪みが生じる歩き方ではなく、本当の意味で正しい歩き方をご紹介いたします。
①踵接地
かかとが地面に接するとき。前足の股関節の屈曲は30度、膝関節は伸びていますが、5度屈曲しています。ただ、このとき膝を曲げようと思うのではなく、「まっすぐ伸ばそう」と意識づけることが大切です。
②足底接地
足裏全てが設置する地点です。股関節は20度屈曲しており、膝関節は15度屈曲しています。ここから体重をかけて③に移動していきます。
③立脚中期
股関節はほぼ中間位であり、膝関節は最大に伸展しています。
④踵離地
アキレス腱を伸ばし、ふくらはぎの腓腹筋は前進の準備をし始めるころです。股関節は10度伸展し、後ろの膝関節は10度屈曲しています。この時も意識的に曲げようと思わず伸ばすようにしましょう。
⑤足指離地
股関節は中間位、膝関節は30度屈曲です。
少し難しい言葉が出てきましたが、この歩き方が一番効率のよいプロセスになります。
■かかととつま先の位置を見てみましょう
上図を見たとき、かかとが地面についたとき、つま先はどこを向いていますか? 歩行周期の5つの事象では足関節については述べませんでしたが、①の踵接地ではつま先は上を向いていますね?
床に対しては角度はありますが、実は脚に対しては屈曲0度、つまりわざとつま先を上に向けなくてもつま先は上を向いてくれているわけです。
■では、なぜ「ざっ!ざーっ!」と聞こえるの?
普通に歩けば、音はならないはず。でもなぜ聞こえるのか? それは、「膝関節を曲げたまま」歩いているからなのです。足を踏みだしたとき、少し意識してみてください。皆さんの膝関節、曲がっていませんか?
■鍛えるべき筋肉
膝関節の伸筋、つまり膝を伸ばす筋肉を鍛えたらよいということになります。それは、「大腿四頭筋」です。スクワットなどして太もも前面の筋肉を鍛える必要がありますね。
ちなみに、膝が曲がっていて大腿四頭筋の筋力が弱っている方は、猫背で骨盤が後傾している方が多いです。鍛えることで、姿勢改善も期待できますね。
音が無くなったらキレイに歩けているサイン!頑張ってくださいね。
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