美容コラム
【バスト・ヒップ・ウエスト】ボディ崩れや体調不良に!寝る前「ツボ押し決定版」
体には人一倍気を付けていても体調不良やボディ崩れなど様々な課題がなかなか解消しないそんな方は、ツボ押し習慣を取り入れてみませんか? ツボは神経の集中する交差点にあり、ツボ押しはいわば交通整理。
神経の流れが悪くなると体の情報が脳にしっかり伝達されずに不調に繋がりますが、神経が正しく機能していれば情報は脳にしっかり伝達されます。もちろん生活習慣で整えることが先決ですが、その上で、うまくツボ押し習慣を取り入れていきましょう。
目次
- 1 ツボ押しのポイント
- 2 眠れない・足のむくみ・足のだるさ:失眠(しつみん)
- 3 冷え性・落ち着かない・むくみ:足の井穴(せいけつ)
- 4 イライラ・眠れない・下半身のむくみ・めまい:三陰交(さんいんこう)
- 5 生理トラブル・膝の痛み・むくみ:血海(けっかい)
- 6 美脚・腰痛・お尻と太ももの境目がない:承扶(しょうふ)
- 7 ヒップの下垂、むくみ:秩(ちっ)辺(ぺん)
- 8 軽度の腰痛、むくみ、生理不調、腎機能低下:腎兪(じんゆ)
- 9 ダイエット、胃腸の不調、自律神経の乱れ:中脘(ちゅうかん)
- 10 バストが小さい:天(てん)けい
- 11 鎖骨が埋もれている、デコルテむくみ、呼吸器循環器系トラブル:膻中(だんちゅう)
- 12 顔むくみ、自律神経乱れ:天(てん)容(よう)
ツボ押しのポイント
ツボは骨の近くを通っていることが多いので、骨をたどってツボを探すようにしましょう。骨の際に指を押し込んでみて、痛気持ちいい感覚がある角度が正しい角度です。
ゆったりと呼吸を繰り返しながら行います。口から細く長く吐くときに、リラックスしながらツボを押していきます。ゆっくり5秒キープしたのち、ゆっくりと力を抜きます。5セット繰り返しましょう。
眠れない・足のむくみ・足のだるさ:失眠(しつみん)
かかとの肉付きが丸く膨らんでいる部分が失眠のツボです。かかとの丸く膨らんでいる部分に親指を置き、体全体でかかとに乗るように力を加えます。
血行をよくしてリラックスできるため、不眠や足底の痛み、足のむくみにおすすめです。また、就寝中に適度に寝がえりをすることが全身むくみ解消にも繋がりますので、よく寝られる寝具選びも同時に行う必要がありますね。
冷え性・落ち着かない・むくみ:足の井穴(せいけつ)
左右の足指の爪の付け根の両側にあるのが足の井穴のツボです。親指から順番に爪のキワをつまむように指圧していきます。
末端の血管が拡張すると副交感神経系に刺激が伝わり、リラックスします。また、神経の流れを促す神経伝達物質が放出し、血行がよくなるため、冷え性の方におすすめです。
もちろん冬ですから、寝室が寒いと手足など末端から冷えやすくなり、入眠を妨げてしまうため、寝室の暖房加湿や寝る直前まで靴下の利用など工夫をしてくださいね。
イライラ・眠れない・下半身のむくみ・めまい:三陰交(さんいんこう)
うちくるぶしの中心に小指の端を当てて膝方向に指幅4本分上にあるのが三陰交のツボです。骨のキワに親指をあてて骨の内側に指を入れるようにし指圧します。下半身の血行不良やむくみが気になる方におすすめです。
めまいがある方は、そもそも自律神経が乱れている可能性も。夜は副交感神経が優位になるよう、電子機器はオフ、照明は薄暗くして、温かいハーブティを飲んだり、心地よい音楽を聴いたりリラックスを心がけてくださいね。
生理トラブル・膝の痛み・むくみ:血海(けっかい)
膝のお皿の内側上端から指幅4本分上がったところにあるのが血海というツボです。膝をつかむように親指をツボに添え、骨のキワを意識して押しましょう。
婦人科系疾患の名穴といわれるツボです。子宮や卵巣の血液循環を良くして経血量を安定させたり生理痛予防など生理関係の不調のある方におすすめです。
ただし、生理トラブルは食生活の乱れや睡眠不足、運動不足、ストレスの蓄積など、生活習慣全体が関わっているため、同時にケアすることが大切です。
美脚・腰痛・お尻と太ももの境目がない:承扶(しょうふ)
左右のお尻の山の中心からおろした線とお尻の下の横ジワが交わる部分にある承扶というツボです。中指の腹をツボにあて、お尻を持ち上げるように押しましょう。
リンパの滞りが解消されると、老廃物や水分代謝がよくなります。お尻と太ももの境目がない方にもおすすめです。
ヒップの下垂、むくみ:秩(ちっ)辺(ぺん)
左右のお尻の中央から背骨側に向け斜め上あたりにあります。親指の腹をツボに合わせてお尻の中心に向かって押しましょう。大殿筋に直接力を加えるため、お尻全体を引き締めてくれます。
立った状態で行うと押しやすいので、立って体を洗う時などに。大殿筋や中殿筋などの筋トレやヒップのリンパマッサージなども合わせて行うとより効果的です。
軽度の腰痛、むくみ、生理不調、腎機能低下:腎兪(じんゆ)
第二腰椎と第三腰椎の間(ウエストの一番細いところにある背骨)の中心から左右に指幅2本分離れたところにあります。親指の腹をツボにあて、体の中心に向かって押しましょう。
軽い腰痛がある場合や、婦人科系の疾患にお困りの方におすすめのツボです。湯舟に浸かりながら押してみてはいかがでしょうか。
ダイエット、胃腸の不調、自律神経の乱れ:中脘(ちゅうかん)
へその中央上に小指をあて、真上に指幅4本分上がったところにあります。中指の腹をツボに当て、体の中心に向かってやさしく押しましょう。
力が抜けている方が押しやすいので、湯舟の中で腹部を脱力しているときや入浴後のベッドルームで行ってみてください。脂肪燃焼機能を高めるツボなので、ダイエット中の方にはお勧めのツボです。飲み会が続いた日などに行ってみて。
バストが小さい:天(てん)けい
胸の肋骨を上から数えて、第4肋骨と第5肋骨を探してその間に指を置き、そのまま脇の方に指をスライドさせて、乳房の付け根のわきの下側にあります。親指の腹をツボにあて、骨のキワを意識しながら体の中心に向かって押しましょう。
乳房にはたくさんのリンパ管が張り巡らされていて、乳腺などから回収されたリンパ液はわきの下のリンパ節に集められ、ここから鎖骨のリンパ本管へと送られます。乳腺の発育に関わるため、キレイなバストラインを作りたい方は押さえておきましょう。
鎖骨が埋もれている、デコルテむくみ、呼吸器循環器系トラブル:膻中(だんちゅう)
左右の第4肋骨と第5肋骨を探し、その間の高さを真ん中で結んだところにあります。人差し指をツボにあて、体の中心に向かって、優しくじんわり押しましょう。
鎖骨が埋もれている方は、姿勢が悪いことも要因です。仕事中の姿勢や歩き姿勢に気を付けて過ごすことは大切です。
顔むくみ、自律神経乱れ:天(てん)容(よう)
顔を横に向け、首筋に走る太い胸鎖乳突筋の前側キワにあります。両耳の下で下あごの骨の角の後ろに、中指を押し込むように押しましょう。小顔のツボとして毎日押したいツボです。
やりたいと思ってはいるけれど、なかなかできない方は、いつ行うかを明確にしておくことで習慣化しやすくなります。入浴中やボディクリームを塗る時など、無理なく行える時間を考えて、ぜひ今日から実践してみましょう!(Flura代表 小林麻利子)
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