美容コラム

【睡眠6h未満の危機】自分の体は誰が守るのか?「女性の働き方」を考える

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先日、ananの読者200人超のアンケート(anan総研)で、平日の睡眠時間が平均5.8時間という衝撃の結果が出ました。(2016年1月調査)厚生労働省の調査よりも大幅に短い睡眠時間。

これはいかん、ということで今回は、ナイトケアアドバイザー・パーソナルボディトレーナーの小林麻利子が、短時間睡眠の体の影響と女性の働き方についてお伝えします。

 

睡眠時間は最低6時間半は確保して

anan読者世代は20~40代。仕事や家事に忙しい女性が大半です。そのため、自宅で自由に使える時間は多くはなく、その結果睡眠時間を削ることになるのでしょう。

とはいえ、『Flura美容コラム』過去記事「短時間睡眠者に注意喚起!「睡眠不足が体に悪い」基礎知識」でもご紹介した通り、睡眠時間が短くなれば、太りやすく、医療機関の利用の増加、脳神経への影響など様々な悪影響が及ぶことは明らか。今回の統計ではその睡眠時間に基づく体の不調は調査されていないようですが、恐らく既に何らかの症状は出ているか、もしくは今後出る可能性は大いにあるのではないかと考えられます。

自分を守れるのは自分だけ

多くの働く女性をみる中で、どうも「頑張りすぎる」方が多い傾向があります。昔から日本では、我慢することや努力することが素晴らしいものとされてきました

それは自分の成長に繋がるため良いことのように感じますが、ご自身の体を犠牲にしてまで働く必要はどこにあるのでしょうか。責任があるから、私が早く帰宅したら周りの人に迷惑をかけるから、やる気がないように見えるから・・・様々な声が聞こえてきますが、万が一自分の体を壊した時、誰が自分の体を守ってくれるのでしょうか? その時、会社は責任をとってくれますか?いいえ、守れるのは自分自身だけなのです。

女性の体は男性とは違うことを理解する

毎月ある月経は、将来子供を生むために必要なもの。このサイクルを機能させるために、脳や卵巣から様々なホルモンが分泌します。そして、これらホルモンの分泌タイミングにより生理中、前、後では、心と体にかかる症状には確かに違いがあり、私たち女性は身をもって感じることができるものです。

こうした月経による体のサイクルや調子を無視して、男性並みに働くことで、体への影響が男性には出なくても、月経がある女性には簡単に出てしまうことがあるのです。

自律神経と内分泌系は連動する

ホルモンの司令塔は脳の下垂体にあり、その下垂体に指令を出すのは視床下部という部位です。この視床下部は交感神経や副交感神経といった自律神経を司っているところであるため、自律神経バランスが悪ければ、当然下垂体に正常に指令が届かないことも。

本来副交感神経系が優位になっていなければならない寝る前に、仕事をしていたり、電子機器の利用をしたり考え事をしていたり、それがいかに自分にとって楽しくワクワクすることでも、臓器の交感神経系が刺激されてしまうことで自律神経バランスが乱れてしまいます。その結果、視床下部から下垂体への伝達がうまくいかず、内分泌系に影響し、体に様々な不調が出てしまうことが考えられます。

特に女性ホルモンは自律神経の乱れにとても敏感に影響を受けやすいため、ストレスが多い月や寝る時間が遅くなった月は生理が遅れる、生理痛などといった生理疾患に繋がりやすくなるのです。

 

何事にも頑張る女性は素敵ですが、それがあなたの体を、心を乱す原因になっているかもしれませんね。睡眠時間が短くなるくらい仕事や趣味に没頭するのではなく自分に必要な睡眠時間を確保し、その睡眠の質を高めるための夜の過ごし方をすることで、健康だけでなく、ご自身の美しさをいつまでも継続させることができるものです。

次回は、この課題に対する具体的な解決策をご紹介します。

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